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メナンドロス (アテナイの将軍) : ミニ英和和英辞書
メナンドロス (アテナイの将軍)[ぐん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しょう]
 【名詞】 1. commander 2. general 3. leader 
将軍 : [しょうぐん]
 【名詞】 1. general 2. shogun 
: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 

メナンドロス (アテナイの将軍) : ウィキペディア日本語版
メナンドロス (アテナイの将軍)[ぐん]
メナンドロス(希:Μένανδρος、ラテン文字転記:Menandros、生没年不明、紀元前5世紀)は、ペロポネソス戦争期のアテナイの将軍である。
メナンドロスが初めて言及されるのは紀元前414年シケリア遠征ニキアスの部将として参加した時である〔トゥキュディデス, VII. 16〕。メナンドロスは病に臥せったニキアスに代わって同年の終わりまでエウテュデモスと共に一時的に総司令官の地位にあったが、それ以外には遠征とを通してさほど大きな働きは示していない〔ibid, VII. 69〕〔ディオドロス, XIII. 13〕。紀元前409年の冬、メナンドロスはランプサコスアルキビアデスの部将としてアテナイと対立していたペルシア太守ファルナバゾスと戦った〔クセノポン, I. 2. 16〕。紀元前405年には将軍の一人(同僚はアデイマントスケフィソドトスコノンテュデウスフィロクレス)として艦隊を率い、アイゴスポタモイでリュサンドロス率いるスパルタ艦隊と対峙した〔ibid, II. 1. 16〕。この時トラキアの王の許に身を寄せていたアルキビアデスがアテナイ艦隊の許へと来て、今いる場所は食料を調達しにくい場所なので艦隊を食料を調達しやすいセストスに動かすべきだと忠告し、またもし指揮権を分けてくれればトラキアの王メドコスセウテスからの援軍を率いてくると申し出たが、メナンドロスをはじめとする将軍たちは勝てばアルキビアデスの手柄になり、負ければ自分たちの責任になると考えてそれを無視した〔ibid, II. 1. 26〕〔ディオドロス, XIII. 105〕。その結果はスパルタ艦隊に対する惨めな敗北であった(アイゴスポタモイの海戦)。この戦い以後メナンドロスがどうなったのかは知られていない(仮に捕虜になっていれば、処刑された)。
== 註 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メナンドロス (アテナイの将軍)」の詳細全文を読む




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